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私はこはる眼科の斜視や弱視を専門としている視能訓練士です!
当院は斜視にも力を入れています。
斜視には手術をしてはいけないタイプと、手術をして良いタイプがあります。
今回は、こはる眼科で斜視手術をしたとある方についてお話しようと思います。(患者様の承諾を得ておりますのでご安心くださいませ。)
その方は大人の方で目が内に寄ってしまう内斜視であり、見た目を気にされており当院を受診されました。
しっかり検査をして手術が可能な斜視のタイプだと分かりましたので、当院で局所麻酔のもとで手術を行いました。
その方は遠視があります。
人間は物を見るときに調節という無意識にピントを合わせようとする力が働きます。その際に神経の関係で目が内に寄ります。
例えばボールペンの先端を鼻先まで持ってくると目が内に寄りませんか?いわゆる寄り目というものです!みなさん1度はこの寄り目をやったことがあるのではないでしょうか?
寄り目になるのはこのような理由があるのです。
遠視は近視の人よりも調節をより多く働かせないとピントが合わないので、目がよりどんどん内に寄ってしまいます。
そのような場合は本来、眼鏡やコンタクトを常時装用すれば調節を働かせなくてよくなるので目の位置はまっすぐになります。
しかし、眼鏡やコンタクトを使わず、もしくは使っていても度数が合っていないものを何十年と装用して過ごしていると目の位置は内に寄ったままで凝り固まってしまい、その状態で度数の合った眼鏡やコンタクトを使用し始めても目の位置はまっすぐにならないのです。
この方も度数のあっていないコンタクトを長らく使用していたので目の位置が固定化されてしまっていました。
なので手術前にしっかりコンタクトの度数調整をし、慎重に検査を重ねてから手術をしました。
術後は度数のあったコンタクト上では目の位置はまっすぐになり、喜ばれておりました。
ですが、ここからまた度数のあっていないコンタクトにしてしまうと再度内斜視になってしまう可能性もあるので、しっかり度数を調整しながら今後もしっかりと経過を診ていきたいと思っております。
斜視はすごく難しい分野です。
手術をしてはいけないタイプと、して良いタイプの見分けが非常に重要です。
ですので、目のプロフェッショナルとして斜視の方が来た際には念入りに検査を重ねて結果を出していきます。
(そんな私も斜視に困っているので、数年以内に手術をしようかなと密かに考えていたり…)
斜視に困っている患者さんはたくさんいらっしゃいます。
大人は見た目や物が2つに見える複視、お子さんは見た目だけでなく視機能の発達に影響を及ぼします。
斜視が気になる方はお気軽にご相談くださいませ!
↑内斜視手術前
↑内斜視手術後