小児眼科、まぶたの手術治療、近視の治療(オルソケラトロジー)眼鏡処方
 

お知らせ

誠に勝手ながら、院長の研修参加のため、11月29日の午後の診察は休診とさせていただきます。
午前は通常通り診察いたします。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2026/08/09

      

眼科IPL治療

光の力で、つらいドライアイ・まぶたのトラブルをケア

当院では、**IPL(Intense Pulsed Light:光治療)**を用いた眼科治療を行っています。

IPLは、特殊な光をまぶた周囲に照射することで、ドライアイの原因のひとつである**マイボーム腺の機能低下(MGD)**にアプローチする治療です。

マイボーム腺は、まぶたの縁にある小さな分泌腺で、涙の表面を覆う「油分」を作っています。
この油分が不足すると涙が蒸発しやすくなり、

・目が乾く
・ゴロゴロする
・目が疲れる
・かすむ
・目が赤い
・コンタクトレンズがつらい

などの症状につながります。

IPL治療では、まぶた周囲に光を照射することで、マイボーム腺の働きを改善し、涙を蒸発しにくくすることを目指します。



当院で行っているIPL治療

ドライアイIPL

目の乾燥や異物感、疲れ目など、マイボーム腺機能不全を伴うドライアイに対して行います。

点眼だけでは改善しにくいドライアイの方にも、新しい治療の選択肢としてご提案しています。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)IPL

まぶたにできる「ものもらい」の一種である霰粒腫に対して、IPLを使用することがあります。

炎症やマイボーム腺のつまりにアプローチし、状態に応じて点眼・軟膏などの治療と組み合わせて行います。

ドライアイケア+全顔IPL

眼科で行うドライアイIPLとあわせて、お顔全体へのIPL照射を行うメニューもご用意しています。

目元のケアと一緒に、シミ・くすみ・赤みなどの肌のお悩みにもアプローチします。

治療について

IPL治療は、強い痛みや長いダウンタイムが比較的少なく、治療後は通常の日常生活を送っていただけます。

症状やマイボーム腺の状態によって、必要な治療回数や効果には個人差があります。
診察で目やまぶたの状態を確認したうえで、患者さまに合った治療をご提案します。

「目薬を使っているけれど、なかなかドライアイが良くならない」
「まぶたのつまりや霰粒腫を繰り返している」

そんな方は、お気軽にご相談ください。


IPL治療の原理

IPL(Intense Pulsed Light)は、幅広い波長をもつ特殊な光をまぶた周囲に照射する治療です。

光のエネルギーが皮膚の血管や組織に作用することで、まぶた周囲の炎症を抑え、ドライアイの原因となる**マイボーム腺機能不全(MGD)**の改善を促します。

マイボーム腺から分泌される油分は、涙の表面を覆い、涙が蒸発するのを防ぐ大切な役割があります。
マイボーム腺が詰まると油分が十分に分泌されず、涙が蒸発しやすくなり、ドライアイ症状につながります。

IPLには主に、

  • まぶた周囲の異常な毛細血管に作用し、炎症を抑える
  • 光による温熱作用で、固くなったマイボーム腺の油分をやわらかくする
  • マイボーム腺からの油分の排出を促す
  • 涙の蒸発を抑え、涙の質を改善する

といった作用が期待されています。

つまりIPLは、単に目を潤す治療ではなく、「涙が蒸発しやすくなる原因」にアプローチする治療です


皮膚に対するIPLの作用

IPLは、さまざまな波長を含む特殊な光を肌に照射する治療です。

照射した光は、シミの原因となるメラニン色素や、赤みの原因となる毛細血管のヘモグロビンなどに選択的に吸収され、熱エネルギーへと変換されます。

この作用によって、

  • シミ・そばかす・くすみなどの色素トラブル
  • 毛細血管の拡張による赤み
  • 肌全体の色むら

などの改善が期待できます。

また、皮膚の真皮層に熱刺激が加わることで、コラーゲン産生を促し、肌のハリやキメの改善につながることも期待されています。

IPLは、ひとつの症状だけではなく、シミ・赤み・くすみなど複数の肌悩みに同時にアプローチできる光治療です。

目の症状だけを見るのではなく、涙・まぶた・マイボーム腺まで含めて、眼科専門医の立場から治療を行います