閲覧頂きありがとうございます!私はこはる眼科の20代の視能訓練士です!
実は私、先日人生で初めて遠近両用眼鏡を作りました。もちろん当院で作製しました!
20代で遠近両用?とびっくりされる方も多いと思います。
理由としてはたくさんあるのですが、やはり作成しようと思った一番の理由は眼精疲労です。
2020年にコロナが流行し、時代はデスクワーク期になりました。
私はちょうどその時期の前後に視能訓練士になり、たくさんの眼精疲労に悩まされる患者様を見てきました。
視能訓練士として働きはじめた当初よりも、眼精疲労に悩まされている患者様がすごく増えたなと日々感じます。
コロナが流行するまではデスクワークは主体ではなく、遠くがよく見える眼鏡やコンタクトを処方するのが一般的でしたが、その後デスクワークが急激に増えました。
眼精疲労について〜人間は、近くの物を見るときに「調節力(物を見る力)」で無意識にピントを合わせようとします。
なので遠くがよく見える眼鏡やコンタクトで長時間パソコンやスマートフォンを触っていると無意識に目を酷使していることになるのです。ずっとフルマラソンをしているようなイメージです。
そしてそれは症状がなかったとしても無意識に蓄積されていくもので、人によってさまざまですが何年後かに急に「頭が痛い」「目が痛い、疲れる」「肩が痛い」と症状が出てきます。もちろんすぐに出る人もいます。
そして患者様の話を聞いていると、体感として半分以上がコロナ前に処方した遠くがよく見える眼鏡やコンタクトでパソコンやスマートフォンを長時間使用している方が眼性疲労を訴えていることに気づきました。
眼精疲労の無意識な蓄積が今急激に症状として現れているなと感じます。
私もそのうちの1人です。
眼科の検査は近見作業が多いので私も以前から少なからず眼精疲労を感じていました。
ここでふと「遠近両用眼鏡作ってみるか!」と思い立って自分で自分自身をカチャカチャと検査をして眼鏡処方をし、当院の自慢の眼鏡士に加工してもらいました。
そしたらなんとびっくり、あまりに楽すぎて感激しています(笑)
やはり無意識に目を酷使していたのだと痛感しています。
かつて、遠近両用眼鏡は「老眼世代が使うもの」と思われていました。そしてそれは今もまだ根付いています。
だから遠近両用は使用したくない!と訴える患者様も少なくありません。
時代は刻一刻と移り変わっていくもので、私はそれを変えたいなとすごく思っています。
私も実際に眼精疲労に悩む同世代の患者様に遠近両用眼鏡を処方することもありますが、すごく喜ばれております。
遠近両用に年齢は関係ないと思います。
近見作業が増えすぎている今だからこそ、本来必要である方々に、目のプロフェッショナルとして様々な角度から提案していけたらなと思います。
ちなみに私はその日の目のコンディションでコンタクトと眼鏡を使い分けていますが、もし眼鏡で仕事している日を見かけたらそれは私の自慢の遠近両用眼鏡です(笑)
プライベートではオンラインゲームをするから、今度は中近を作ろうかななんて思っています(笑)
こはる眼科は1人1人の方に親身に寄り添って対応いたします。
今後ともこはる眼科を何卒よろしくお願いいたします。
こはる眼科 視能訓練士
↓私の自慢の遠近両用眼鏡