小児眼科、まぶたの手術治療、近視の治療(オルソケラトロジー)眼鏡処方
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斜視や弱視のお子さんに眼鏡が必要な理由について

2024/12/24
こんにちは!視能訓練士のUです!
斜視や弱視、お子さんの検査を得意分野としています。
最近寒いですね、日々お子さんにパワーをもらっています!


さて、早速ではありますが本題に入ります。

人間には視覚の感受性期と呼ばれるものがあり、それは生まれてから間もなく1歳6ヶ月をピークとし、8歳で終わるとされています。

この期間に、眼の奥の網膜という部分のさらに大事な部分の中心窩という部分に鮮明な像が投影されないと視力が伸びません。
それを逃してしまうと、大人になって病気がないのに眼鏡をかけても視力が出ない状態になってしまいます。
ここで強すぎる遠視や近視等があると中心窩に鮮明な像が投影されず、視力が伸びません。

お子さんはクリアな視界を知らずボヤけている視界が当たり前だと思っているので、親御さんや私たち大人に「見えない」と訴えることはありません。
ここで適切な眼鏡をかけてあげると、中心窩にクリアな像が投影されて視力が伸びていきます!
斜視も同様です。
斜視の中にも強すぎる遠視や近視が合併していることが多いです。適切な眼鏡をかけてあげると鮮明な像が投影されて、斜視のずれ具合が改善されることも多いです。
実は私自身も小さいころ、斜視で眼鏡をかけていました。
あの時治療をしていなかったら今の私はいないと思います!!

最近では斜視や弱視のお子さんでも積極的にかけられる可愛い眼鏡やかっこいい眼鏡が増えてきています♪
早期発見、早期治療ができるように私も精一杯頑張りますので、お子さんのことで気になることがありましたらお気軽にご相談ください♪


 こはる眼科 

一人ひとりに合わせた丁寧な治療を心がけます。


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